管理会社変更の前に、まずは「大声」を!

最近、管理会社変更(リプレイス)のご相談を続けてお受けしました。

 

どちらも現在の管理体制や料金設定に不満があり、

新しい管理会社に変更したいので、注意点などを教えてほしいとのこと。

 

しかし、こう言うご相談があった場合、まず私は、

 

「変えない方がいいですよ、管理会社は」

 

とアドバイスすることにしています。

 

というのも、管理会社変更には、多くのリスクが伴うからです。

 

たとえば、ご相談を受けたAマンションの方は、

今の管理会社は業務委託費が高いので、

より安い会社を探したいとおっしゃっていましたが、

運よく安い会社が見つかったはいいけれど、

管理内容もそれに伴って低下してしまった、

などと言う話をよく聞きます。

 

また、Bマンションでは、

変更したい派と現状維持派が拮抗しているとのことでしたが、

そのような場合、どちらに転んでも遺恨が残って、

それ以降の管理会社との付き合いもぎくしゃくしてしまう、

そんな例もあるそうです。

 

もちろん、きちんと相見積もり取って各社の業務内容を精査し、

じっくりと時間をかけて合意形成を確実に進めることで、

理想的な、管理会社の変更を果たすことは可能ですが、

まずはその前に、現在の管理会社に率直に不満をぶつけてみて、

何とか改善の手立てを見つけるという方法を、私は提案します。

 

管理組合と管理会社の窓口になるフロントマン(担当者)は、

多い場合10以上もの管理組合を担当することもあります。

そのため、ややもするとうるさ型の管理組合に対しては丁寧な対応をするものの、

会社に任せきりであまり注文なども付けないおとなしい管理組合に対しては、

おざなりな対応、時には手抜きなども行われることもあるようです。

 

というわけで、管理会社に不満や疑問を抱いたときは、

会社変更を考える前に、

まず、声を大にしてその不満や疑問をフロントマンにぶつけてみましょう。

誠実なフロントマンであれば、

必ず要望を聞いて、それまでの態度を改めてくれるでしょう。

もしもそうでなかったら、

そのときは、本腰を入れて管理会社の変更を検討すればいいのです。

 

以前、別のマンションで、

フロントマンのミスで大きなトラブルが発生し、

管理会社変更の寸前まで行ったことがありましたが、

理事の中に、非常に厳しく責任追及する方がいて、

会社側も、それ真摯に答えてフロントマン変更の他、

様々な改善の提案を示すなど誠意を尽くしたため、

逆に、新たな信頼感が組合と会社の間に生まれたといったこともありました。

 

というわけで、

管理会社に不満を感じたら、

リプレイスを考える前に、

まず大きな声をあげてみましょう!

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