駐車場使用料、どうなってますか?

先日あるマンションから依頼があって長期修繕計画の見直しをしましたが、

普通ならば駐車場使用料収入全額が資金計画に算入されているべきなのに、

わずか2~3割程度しか計上されていませんでした。

 

当然、駐車場の維持修繕費の半分にも届かず、

それどころか、修繕積立金全体も大赤字。

そしてこれを作った管理会社は、

修繕積立金を従前の3倍も値上げすべきだと提案してきたと言います。

 

しかし、よくよく調べてみると、残りの大半の駐車場使用料はちゃっかりと管理費会計に回されています。

 

つまり、管理会社は管理費を低めに設定しながら、

ちゃんと自分の取り分は駐車場使用料を流用することで確保、

そのとばっちりは、修繕積立金3倍値上げという形で、

管理組合に押し付けられるという寸法ですから、あきれ返ります。

 

駐車場使用料に関しては、標準管理規約に以下のような規定があります。

 

「駐車場使用料その他の敷地及び共用部分等に係る使用料は、それらの管理に関する費用に充てるほか、修繕積立金として積み建てる」(標準管理規約 第5章 管理 第2節 第29条)

 

駐車場使用料は管理費に充てる、なんてどこにも書いていません。

もちろん、標準管理規約は強行規定ではないので、

それぞれの管理組合の裁量に任せられる部分はありますが、

使用料収入が駐車場自体の維持管理、修繕費用の半分にも満たないような資金計画が、

正常であるはずはありません。

 

管理会社は、管理規約に上の条項を盛り込むことなく、

当たり前のように駐車場使用料を管理費に回し続けてきた可能性大ですね。

その結果築十数年にして、すでに来年あたりから修繕積立金は赤字領域に突入。

実に困ったことです。

 

このようなことのないように、

長期修繕計画、管理規約をもう一度見直してみましょう。

その際の、とりあえずの目安になるのが、

前日このブログで書いた、平米あたりの修繕積立金の額です。

これが200円を大きく割り込んだり、過分に増額されていたりしたら要注意。

もちろん、それでも適正な金額である可能性はありますが、

たとえば、ちょっとした体の不具合から、大きな病気の前兆が発見されるように、

この指標に引っかかったことをきっかけに、

このマンションのような管理会社の不正が暴かれることもあるでしょう。

 

当「吉祥寺マンション研究所」でも、

あなたのマンションの管理規約、長期修繕計画の見直しのお手伝いをいたします。

 

今までに蓄積された知識や経験をもとに、あなたのマンションの管理全般を精査し、

健全な管理組合運営、資金計画を実現いたします。

 

まずは、気軽にお問い合わせを。

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コメント: 2
  • #1

    tani seks telefon (火曜日, 31 10月 2017 23:59)

    popłoszywszy

  • #2

    sekstel (金曜日, 03 11月 2017 22:19)

    nieprzytrząsanie

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